特殊竹炭通電塗料 e-Pass
国産の竹(孟宗竹)を使用し、二重構造の特殊炭化炉で脱気型の高温還元焼成(1000℃~1200℃)を行うことで「高強度」「高電通生」「アルカリ性質」「電子(-)を帯電」を可能にします。一般的な竹炭では残りがちな重金属も、特殊炭化炉では、重金属をガス化し炭化炉の外側の焼却炉で燃焼・排出させるため、万が一原材料の竹に重金属(水銀・亜鉛・鉛・ヒ素・六価クロム)が含まれていても、それらを除去した炭素純度96%以上で通電性のある、安全な『特殊竹炭』、それを主原料とした塗料です。
『竹炭』は、部屋の空気を浄化したり、気になる匂いを吸着したり、湿度を調整したり、生活に役立つさまざまな効果を持つ素材です。そんな効果 の秘密の一つに、多孔質という特性があります。竹炭は、内部にまで微細な孔が無数に開いた構造(=多孔質)をしています。そのため、表面積が大きく、優れた吸着力を発揮します。また湿度を調整する作用や、赤外線によるリラックス効果も期待できます。空気や水の汚れ、匂い、化学物質、ストレス…竹炭は、そういったものから私たち現代人を守ってくれる健康素材なのです。『竹炭』は木炭と比べ多孔質でミクロの孔が無数にあり、蜂の巣に似た六角形をしています。炭にするとその吸着量に大きな差が生じ、1g当たり600平方メートル以上となり、これは木炭に比べ3倍以上の表面積に当たります。竹炭30センチ程の表面積は1万㎡以上とされ、何とサッカー場に匹敵する広さとなるのです。その為多孔質効果より“調湿”や“消臭”効果が木炭に比べ、5〜10倍以上、と格段に向上するのです。
特殊竹炭通電塗料『 e-Pass 』専用に、独自開発された『特殊炭化炉』により、竹の中に含まれている重金属をガス化し炭化炉の外側の燃焼炉で燃焼させる特殊な炉です。万が一、土壌の影響で竹の中に危険物が含まれていたとしても燃焼処理されるため、不純物がなく、炭素率が97%と純度の非常に高い竹炭を作ることが可能です。
また、一部に化石燃料を使用しますが、他に水と重金属がガス化した乾留ガスを燃料としています。乾留ガスを燃焼させることにより、煙や有害物質を含まないクリーンな排出となります。また、化石燃料の使用を抑えることにより二酸化炭素の排出を低減した環境配慮式炭化炉です。